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北海道特産の山菜、行者にんにく レシピまとめ

      2022/02/18

北海道産 行者にんにく

行者にんにくについて

ユリ科ネギ属に分類される、行者にんにく
日本では近畿より北の地域に自生している山菜です。

冷涼な気候を好むことから、北海道では幅広く生産されています。
「アイヌネギ」「キトビロ」などと呼ばれ、
昔から食べられていた、北海道を代表する山菜です。

また名前の由来ですが、
高山で修行する行者が食べて栄養をつけたこと、
にんにくに似た香りを持つことから、
行者にんにく」と呼ばれるようになったという説があります。

収穫について

日当たりのいい沢など、湿気のある場所に生えているといわれます。
乱獲により数が減っているので、むやみに採るのは控えましょう。

また根こそぎ抜くのもNGです。
刃物などで茎を切り取ると、翌年も生えてきます。

旬の行者にんにく 畑

このブログで扱っている行者にんにくは、主に他の畑から移植したもの。
もう5年くらい経ちますが、春になると立派に葉が出てきます。

種が落ちているのか、年々増殖しているような気がします。
天然物より葉が小さく、ニオイも弱いのは仕方ないですね。

栄養成分

疲労回復や滋養強壮など、多くの栄養を含んでいるのが行者にんにくの特徴。

免疫力を高めたり、血行促進や殺菌作用にも効果があるといわれ、
薬草としても食べられていたそうです。

また、ビタミンB1を含む豚肉と一緒に摂ることで疲労回復に効果があり、
行者にんにくの独特な臭いを抑える効果もあります。

 

旬の時期

3月〜5月くらい。
北海道では桜が咲く時期でもあり、
お花見でジンギスカンと一緒に焼くのがポピュラーです。

成長が遅く、収穫までに5〜7年かかります。
自生している天然物は、根こそぎ採らないよう注意が必要です。

 

保存方法

長くはもたないので、早めに消費します。

保存は冷蔵庫で。
乾燥しないようキッチンペーパーにくるみ、野菜室で保存します。

冷凍する際には、お湯にくぐらせてから凍らせるといいです。
凍ったまま調理すると、臭いが抑えられますよ。

長く保存するには、醤油漬けがオススメ。
料理にも幅広く使えます。

 

調理方法

炒めてもいいですし、湯がくだけでも食べられます。
ニラと同じような感覚で扱うといいでしょう。

旬の行者にんにく 下処理

調理するときは、根本の赤い部分(ハカマ)をむいてください。
食べられますが、土が入り込んでいる場合があります。
水で濡らすとむきやすいですよ。

 

行者にんにくのレシピ

 

行者にんにくの参考レシピ

北海道産行者にんにく 行者にんにく餃子

細かく刻んで、餃子のタネに入れても♪

 

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ピザと一緒に焼いても美味しいです。
葉のほうは、ちょっと焦げやすいですね。

 

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麻婆豆腐に入れてもOK。
茎はちょっと煮込んで、葉は仕上げに入れるといいです。

 

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行者にんにくとシラスのパスタ。
味付けは軽く醤油、もしくは醤油漬けを使ってもOKです。

 

 

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