北海道産ニシン レシピまとめ(生ニシン)
2022/03/24

北海道産のニシンについて
「北の春告魚」と呼ばれる北海道産のニシン。
旬は2月〜6月。
産卵のために北海道へやって来るニシンが最高の味といわれています。
北海道産のニシンは身も卵もうま味が強いといわれますが、
旬の時期は特に脂がのっています。
シンプルに塩焼きするのが、一番美味しい食べ方とも。
新鮮なニシンを選ぶコツ
- ウロコが多くついて、肌に光沢がある
- 腹が青く光っていて、切れていたり大きな傷がついていない
目が内出血しているものもありますが、あまり気にしなくて大丈夫です。
ニシンは鮮度落ちの速い魚です。
生で食べる際には、氷水に漬けておくといいでしょう。
オスとメスを見分けるには
メスのお腹に入っているのは、数の子です。
単純に見分ける方法といえば、値段でしょうか(笑)
正直、外観ではまったくわかりません。
ネットの噂では「尻尾の切り込みの形が違う」とありますが、
先日、偶然当たったメスに違いはありませんでした。
ニシン漁では、海上で判別するようです。
お腹を絞って確認するのですが、漁師さんでも見分けが難しいとのこと。
数の子が入っていたメスは、塩焼きにしました♪
寄生虫対策について
生ニシンは、アニサキスなどの寄生虫がいる場合があります。
新鮮なうちは内蔵あたりにいて、鮮度が落ちると筋肉などに移動します。
アニサキスの特徴としては、
・70℃以上の加熱で死滅する。
・-20℃以下、24時間の冷凍で死滅する。
※家庭用の冷蔵庫の場合、48時間冷凍する。
また、傷に弱いため飾り包丁などを入れるのも対策になります。
生食をする場合、
・早めに内蔵を取り除く。
・捌いてから、48時間冷凍する。
などの対策がオススメです。
もし食した場合、3〜4時間後くらいから症状が出ます。
強めの痛みがきますが、落ち着いて病院へ行き取り除けば治ります。
ニシンのレシピ
ニシンの参考レシピ
白子の燻製。
新鮮なニシンの白子を塩水に漬け、冷蔵庫で干してから燻製します。
破かないよう血抜きをするのがポイントです。
白子ポン酢。
血を抜いてから沸騰したお湯に入れ、氷水で冷やします。
ポン酢をまわしかけていただきます。
ニシンのスパイス焼き。
コリアンダー、クミン、ターメリック、チリパウダーなどのスパイスを塗り込み、
1時間以上なじませてからグリルで焼きます。
お好みでハーブを散らしても。
ニシンのなめろう。
生ニシンを捌いて、味噌やネギと和えます。
わりと小骨が多いので、フードカッターなどを使うと楽ですね♪
ニシン漬け
しっかり干された、本乾の身欠きにしんを使います。
大根を干したり、野菜を下漬けしたり手間はかかりますが、美味しさは格別です♪
ニシンのお造り(姿造り)。
身に隠し包丁を入れることで、小骨を切ったり寄生虫対策になります。