せたな町グルメ|町への想いが詰まったエビフライカレー
2019/10/18

カレーアイランド北海道スタンプラリー2017、
全制覇の旅は2日目。
昨晩は、大滝の道の駅で車中泊。
ちょっと遅くに着いたら、なんとトイレが使用禁止だった。
営業時間外なので夜間専用のトイレなんだけど、
まさか鍵がかかってるとは…。
「24時間トイレが使える」という道の駅のコンセプトから外れてるぞ。
山の中にある道の駅だから、夜の利用者が少ないのはわかるけどさ。
シーズンオフの北海道は、何があるかわからない。
初日に起きたことで、むしろ気が引き締まったかな。
今日の目的地は、せたな町。
道南に位置し、ホタテやアワビなどの海産物が名産です。
ご当地カレーは、せたなカレー。
定義は特になく、各店で工夫した具材が盛り付けられています。
最初に向かった店は、休みだった。
「不定休」と書いてあったから怪しい予感はしたのだが…。
町の食堂だからね。残念だけど仕方ない。
続いて訪れた店は、みつわ食堂。
通り過ぎたときに開いてるのは確認してたのでね。
- みつわ食堂
- 北海道久遠郡せたな町北檜山区北檜山267
- 函館バス・元町停留所から徒歩3分
- 0137-84-5450
- 11:00~20:00
- 不定休
駐車場は無さそうで、みんな路駐です。
パロディ好きな町の宣伝。ユーモアに理解のある町みたいです。
さっそく「海鮮カレー」を頼むと、なんと提供していないという。
おいおい、マジかよ…。
というのも、この店はホタテをメインにしたカレー。
昨年の台風の影響で、せたな町産のホタテが捕れないのだとか。
他の産地で代用することも出来たけど、
やはり、せたな町で捕れたものを使いたい。
「お客さんを裏切ることはできない」との理由で提供を止めたという。
じつは2年前にも訪れていて、
その時も「ウチは産地偽装はしないよ」とご主人が熱く語っていた。
観光客としては写真も撮りたいし、他の店に行くこともちょこっと考えたけど、
ご主人のせたな町を想う熱意に心を打たれた。
「せたなで出したカレーだから、スタンプ押すから」
とのことで、ありがたいじゃないか。
ちなみに、来年は2年物のホタテが入るから海鮮カレーが提供できるとのこと。
今回は、エビフライカレーを注文。
ちょっとでも海鮮カレーに近いかなと。
ボリュームのあるエビが2尾。
辛みが控えめのルーで、食堂の味だね。
ちなみに、2年前に食べた海鮮カレーがこちら。
ホタテの旨味がたっぷり入ったカレーです。
スタンプは5個め。
いろいろあったものの、地元の町を大切にする気持ちに触れられたのは嬉しかった。
こんなトラブルも旅の魅力だ。
カレーを食べた後は、車で30分ほど走って臼別温泉へ。
紅葉に囲まれた露天風呂を楽しみました。
清掃協力金100円を支払って入浴する、
町の善意で運営されている温泉なのです。
- みつわ食堂
- 北海道久遠郡せたな町北檜山区北檜山267
- 函館バス・元町停留所から徒歩3分
- 0137-84-5450
- 11:00~20:00
- 不定休